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​カッコイイ × カワイイ= MIKKAGO デザイン

​ 鷹尾太郎丸
 

 ■ MIKKAGO副代表
 ■ TEAM_BanSho
​               チームリーダー
 ■ 画家/デザイナー

私は絵描きでありながら絵よりも他の物事に興味があり、「作品を見て欲しい!」「目立ちたい!」など、自己顕示欲も無いに等しく、自分が納得していれば充分。と考え、自己発信を目的とするSNSの更新にも消極的なので、今時のアーティストらしくない変な奴なんじゃないかな? と、最近は自分に対してそう思っております。

■|今のスタイル

専門学生時代(当時20歳頃)卒業を待たずして専属イラストレーターとして雇って頂く話を企業さんから頂いていたこともありましたが、絵を描くことよりも「とにかく気になったことをやってみたい!」と言う気持ちを優先した結果、接客を始めとした様々なアルバイトなど、業種を選ばず自由に仕事をするスタイルに至りました。

 

画家としての活動ですが、その時のアイデア次第で活動する頻度を変えるので、作品数は本当に少ないです。

が、作品数と言うより、実際に体験した出来事の方が重要に思いますし、お世話になった人達から様々な人生ドラマや自分が思いつかない考えを共有する時間が最高に面白かったので、絵にできない作品の一つとして大切に保管しています。

​*

これは紆余曲折しながらの自論ですが、興味があっても出来そうにない悩ましい場面に出会ったら、試行錯誤の上で失敗すればいいと思います。

やらなかった事を悔やむより、やって後悔した方がいいですし、何より、失敗した分だけ結果が伴います。

それに、他人からの​評価は自身の満足感と全く関係ないです。ただ単純に「やめてしまったら非常に勿体ない」と、心の底から思います。

だからこそ私は「好き」や「嫌い」の感情が作用したから絵を描くのではなく、【興味】を絵に変換する技術を駆使しているだけなのかもしれません。

 

|MIKKAGOについて

MIKKAGOの前身【TEAM_BanSho】。ボイスドラマ を制作するキッカケとなった作品ですが、思いつきで始めたものであり、本格的に運営するつもりは全くありませんでした。

また、最初はボイスドラマとは全く別物の一次創作物だったのです。

が、最初期から応援して頂いていた方や協力して頂いているメンバーの真剣な姿勢に心を打たれまして、また、好奇心とチャレンジ精神が旺盛な性格が後押しし、「よし、やってやろう」と紆余曲折しながら現在所有している手札で可能な勝負を考えました。

その中でも【音楽】に焦点を当て、今までにチャレンジした事のない『ボイスドラマ』というコンテンツを発見したのです。

制作が進むにつれ、チームとのコミュニケーションも多くなり打ち解けてきた頃、「『夢』を追って続けていたがそのまま叶わず終わった」といったクリエイターの声が目立つようになり、その事について「自分に何かできないだろうか?」と、さらに強く思うようになりました。

■|MIKKAGO結成​

TEAM_BanSho結成後しばらくして、fukashiさんにチーム代表をバトンタッチする形になりました。なぜならfukashiさんこそ、ボイスドラマを作成するのに相応しい人物と考えたからです。

それに「舞台、ミュージカル作品で表現したい事がある」とfukashiさんが嬉しそうに語ったんです。それを聞いた瞬間「面白そうですね。やりましょうよ!」と直ぐに返しました。

【MIKKAGO】ができた瞬間です。

音のクリエイターさんが再現する【音】の世界は素晴らしく綺麗です。けれど、どの業界でも第一印象『ビジュアル』で作品への興味が決まります。

その部分を補うのがデザイナーである自分の役目なので、毎日、あーじゃないこうじゃないと、試行錯誤の荒波と格闘しております。やっぱり、『音楽』と『声』を沢山の人に聴いていただきたいですから。

》余談

ボイスドラマ【バンカラ軍楽Show】では、四話までの脚本を担当しました。脚本を書く事自体が初めてでしたので、勉強する事や反省点が多くあり、脚本家さんの凄さを改めて知る事が出来ました。

 

 

​|キャラクターについて

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ロックマンボスっぽく
描いたオリジナルボス

『ロックマン』『ポケモン』が大好きなんですよ。8割くらい? いや、それ以上に影響を受けております。

ロックマンに至っては自分が生まれるより前に存在していたキャラクターであり、とてもシンプルなのですが、少ない情報からキャラクターの個性を発揮しているイラストを見て、そのデザインの秀逸さに感動しました。

絵(イラスト)と言うものは描き込み量、つまり与える情報を増やせば見る人に満足感を与える事ができる技術・方法の一つなので、技術を駆使すれば直感的に「すごい!」と思わせる事が出来ます。

​また、情報が多ければ多いほど作品に対して与えられる時間が増えるので、記憶に長く留まるような感覚になる事でしょう。

が、実はそうではなく、そこから引き算のように情報を減らしてデザインされた作品の方がずっと記憶に残るんです。

当たり前と言えばおかしいのですが、生活に必要な品々も工学的にデザインされたもので溢れており、長く愛される物は『研ぎ澄まされた単純さ』なのではないか? と私はそう考えております。

 

単純な絵の方が簡単そうに見えるかもしれませんが、シンプルを追求するほど理数学的なセンスも必要になるので、かなり難しいんです。

私はその部分に到達できておりませんので、まだまだ実力不足ではありますが、とにかく『シンプル』が私の中の答えに近く、今後目指している目標・課題です。

そしてMIKKAGOのキャラクターを作成する時には【3】を意識しています。追加で三日後のプラス【1】をスパイスに。

|最後に

クリエイターに限らず、飲食業界や製造業界でも「夢」を持って毎日悩みながらも懸命に努力している人がいます。

チームを結成するまでに至った経緯、体験談になりますが、ある製造現場にて自社ロボットを製作するエンジニアチームへの説明会になぜか呼ばれ、ロボットの製造工程やオペレーションの説明を受けた事があります。その場でロボットの微調整をしながら作業を進めるエンジニアさんの作業を間近でみていたのですが、完成までの表情は真剣そのもので、エンジニア同士の会話には常に緊張感が走っておりました。が、ロボットの完成が確信した瞬間「わー!!」っと、チームが子供のようにはしゃいで喜ぶんです。隣にいたエンジニアさんから「凄いでしょ!」と声をかけられた時には私も嬉しくなって手を叩いておりました。

 

「そうかこれだ!」

 

と、自分がやりたかった事を発見した気持ちになり、チームが一丸となって物事を進めていく“真剣さ”に魅力を感じた出来事でした。

 

この​MIKKAGOの主役は『音楽』と『』なので、デザインを担当する私はあくまで裏方としての存在です。が、それでも重要な役割であることに変わりありません。

実力はまだまだのヒヨッコなので、たいそうな事は言えませんが、人の夢を叶えられるドラえもん 的な存在が目標と言いますか、目立た無いけれど役に立つそんな奴を目指して活動していきたいです。

そしてとても大切な部分。個人がどれだけ凄い能力を持っていたとしても、一人では何も出来ないんです。必ずその先には人がいますし、それぞれ違う『得意』を持った人達がいるからこそ、驚くようなチャンスが訪れると考えています。

今後MIKKAGOが『サークル』としてどこまで大きくなっていくかはわかりませんが、私はとにかく人が楽しそうにしている姿を見るの好きなんです。

みんなで楽しい気持ちを、嬉しい気持ちを共有していくそんな仲間をMIKKAGOで増やしていきたいです。

 

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